小さな小屋の底辺小屋付き

小屋の中の人の日常

ここで何がしたいのか。

「なりたいからこの職業になった」なんて幸せな人間は多く無いと感じるのは、みなさんが帰宅するなり「死にたい」などとPOSTするせいか。

 

私はどうしたら食べていけるかと何がしたいかが幸運にも一致したとこに拾われて、幸運にもその後めでたい運びとなった。

でも専門的な教育を受けてきたわけではないから、続けるために必要だろうなということには時間を作って費やした。

職場では指導っぽい指導は受けなかったけれど、フォローはたくさんしてもらった。それで上司の休みは何回も潰した。

もともと少人数だしあまりに初歩的なことで迷惑かけたくない気持ちは強かった。

仕事する姿を見て、一緒にやって、分からないことがあったら調べて、実践する機会を作った。

それである程度のことは任されるようにはなってきたとは感じている。

それでも仕事する上での知識は全然足りていないし、上司の負担が大幅に減ったわけでもない。

 

 

そうやってズルズルやんズルズルやんで長く在籍すれば、そこでの経験は増えるので、そこではマシな方になるのかもしれない。

そのときに私は"出来る"人間、色々と促せるような人間になっていないとまずい。

 

 

職場は私が入って少し経ったときに新陳代謝が良くなり、そういった出来る人間が一気に減ってしまった。

つまり出来る人材が増えないとまずい状況である。そのためには新たに即戦力を雇うのと現在の職員育成と2つの方法があるが、人数を増やせるところではないので予算的に後者しかない。

後者ならばなおかつ継続的な人材が望ましい。 

 

 

そういった時、出来ない・慣れてない人に対して「自分は出来るように自分でやったからお前もやれ」ということはそれぞれ状況・目的・目標が違うし、言うべきではないと思っている。

 と同時に、この職業は待機時間が長い日もあるのだから、何か担当しているものがないのならば、やっぱり最低限必要な知識を持つための努力は自分でするべきだとも思っている。

 

フリーやほぼボランティアで他に仕事を請け負っている人間も多いこの業界、その空き時間はそちらに回されていることも多い。

この辺りは経験も積めるし何より薄給なので如何ともし難いが、日常業務だけは確実に行うのは前提だと思う。

 

 

自分のことを優先することを間違っているとは思わないが(私も滅多なことがなければ休みは休みで満喫する)、 「分からないことは分かっていそうな人に聞いてしのげばいい」という状況が常にあるとしたら放置はできない。

ミスることなどはどうでもいいのだが、誰かにしわ寄せがいき続けるので非常によろしくない。

 

 

 じゃあどうするよ、と。

システムとしてガチガチにすると逃げ場がなくなるので、辛抱強くうまく促すのが望ましいのか。

私は「責任ある立場で何も出来ないのは情けない」がモチベだったから、それに対するモチベアップ の方法がよくわからない。

だが、うちは誰であろうと出された意見は積極的に採用されるので、その中で上手くノセられた所も大いにあるとは思う。

 

最初から同じ目的の人を採用すればよいということもあるが、うちは長居するような環境ではないので、それでFAにならない難しい状況もあるのは事実だ。

足掛けだったり、経験をするということでは悪くない場所だと思うし、個人ならばそれでよいと思う。

 

 

最終的な目的として作家が発表する環境を良くしていきたい、というところは一致しているが、その方法が様々ということ。

様々だからこそ強みもあるが、一部の仕事で「でもそれやりたいわけじゃないし」というところが出てしまうとよろしくない方向に進んでいってしまう。

 

ただ1つFAなのは、私が今から心配することでもないということだろう。

 

とりま簡易なマニュアルを新調したが、有効活用されてないのでせっせと見て楽しい読んで楽しいものに改良をしないと。

 

 

私のボスがくれた初めての担当事業

それは○○○○で私は2年目でした

その事業は楽しくてホットで

こんな素晴らしい事業を任される私は

きっと成長したのだと感じました

今では私も新人ではない(ただし部下もいない)

みんなに手伝ってのはもちろん私の事業

なぜならみんなもまた頼りになる存在だからです

 

 

そいじゃまた。