小さな小屋の底辺小屋付き

小屋の中の人の日常

深く関わった人には「ありがとう」以上の感情は出てこない

四半世紀以上生きていて、今年の年明けは初めて一人で迎えた。
私は毎年、帰省しているからだ。

昨年は祖母が亡くなったこともあり、頻繁に帰省していた。
そうでなくとも、独り身で友人関係も希薄なので、3日以上連続して休みが出来たときにはよく帰っていた。
(あと、京都は仕事以外でも年一回は必ず行くようにしている)


私が独り身だからであろうか。
年々、親への感謝の気持ちが強くなっている。

ドラマチックなほどではないが、胃を壊すくらいには迷惑をかけたことも幾度かある。
それでも切らさずに付き合ってくれたことは、私が独り身だからであろうか、全くもって想像もつかない。

そういったことに関係なく、育ててくれたことには感謝しかない。


親も子も、それがどういったものか分かった上で選んで生む/生まれるわけではない。
それに、今だって私は身体が痛くならない程度にベッドの上でゴロゴロしているだけの生活が夢だ。


それでも、親が死ぬまでは絶対に死ねない。